【 名前 】
社 霞
【 作品名 】
「マブラヴ」シリーズ
【 こんな娘 】
あっちの世界において、常に香月夕呼の傍にいる少女。
美しい銀髪と無表情のアンバランスな可愛さが特徴。
主人公の武の正体を見抜き、夕呼に告げた事で、武がこの世界で生きて行く事が
できたといっても過言ではない。
実はオルタネイティブ計画の3段階目で“造られた”、いわゆる超能力者のようなもので、
BETAの思考リーディング(読み取り)とBETAへのプロジェクション(投影)を
目的として産まれた試験管ベビーである。
実戦投入前に計画が頓挫し、第4計画移行とともに香月夕呼の元へ回された。
「自我」というものが欠如しているようにも見えるが、実は彼女自身が抑制している
ようにも思え、自我というものはしっかりと持っている。
人見知りが激しそうだが、実際はそんな事はなさそう(思考を読み取れるからか)。
“オルタネイティブ4”の鍵を握る少女である。
何か意味があるであろう、「うさみみ」がチャームポイント。
自分の過去、つまり「造られた人間」である事を自覚しながら、それでも
人類を救うべく計画された“オルタネイティブ計画”に真摯に取組む、健気な娘です。
「思い出」を一切持たなかったこの娘が、純夏とシンクロし、武との日々を過ごす事で、
「自分の思い出」を、そして初めて抱く仄かな想いを積み上げていく姿は胸にグッときたりします。
この娘がいなければオルタネイティブ4の実現は困難を極めたであろうことは想像に難く無く、香月夕呼
と並んで、この世界での物語りでは核を成すヒロインではないかと。
エピローグで泣いたこの娘にもらい泣きしてしまった事はナイショです。

ある意味衝撃的なラストでの登場シーン。
やはりこうでなくてはいけません。純夏グッジョブです。
【 作品データ 】
・PCゲーム「マブラヴ」
2003年/2004年
・PCゲーム「マブラヴ・オルタネイティブ」
2006年
アージュ